母の実家の嫁姑問題
やっと書きます
その前にちょっと前置き
自分の家族のことは、好き放題書いていましたが、母の実家での(別家族の)話なのでちょっと躊躇います
まず無いでしょうが、何かの間違いでその家の子たちが、このブログを読むと気の毒なので、子供たちのことはぼかして書くつもりです
あと数十年単位の話ですが、ぼかすために何年後とかは書いていません
細かい時系列は多少前後させています
わかりづらくなりますが…
ややこしいので人物表記
母方祖父母=おじいちゃん、おばあちゃん
母方実家の嫁=嫁子
私の母=母
母の兄、母方祖父母の息子、嫁子の旦那=嫁夫
統一できてなかったらすみません
おじいちゃん、おばあちゃんの家は田舎のそのまた山の上の小さな集落にある
もともと米などをつくる農家であった
嫁夫は農家は継がずに、実家暮らしで会社勤めをしており、おじいちゃんたちは自分たちにできる範囲の農作業をして暮らしていた
そこに嫁子が嫁いでくる
となりのトトロのカンタの家並みに古民家だった家を、トイレや風呂のリフォーム、二階の全フロアを今風にリフォームし、二世帯住宅にする(風呂と台所は共用…)
その費用のほぼ全額をおじいちゃんが払った
その他家の光熱費や諸々の支払いも、ほぼおじいちゃんたちが出しており、嫁夫の給料はほとんど夫婦のものであった
嫁子は専業主婦だが、農作業などはせず、毎日の食事は作るものの、掃除などはイマイチであった
しかしこんな山の上に嫁に来てくれただけでもありがたいことである
子供も産まれて、みんな幸せであった
しかし嫁子は感情の起伏が激しいところがあり、機嫌のいいとき悪いときの波があった
戸を大きな音で閉めたり、突然二階の部屋に駆け上がったりなど
だがそのころはあまり実害はなかった
しかしあるときおじいちゃんがボケ始める
軽トラを運転していて軽く事故り、それで発覚した
ちょっと言動がおかしいぐらいで、まだそのころの認知症は軽度であった
おばあちゃんは度々、山の麓の町医者に通っていた
車さえあれば片道5分程度の距離だが、おじいちゃんが免許を返納したため足がない
バスに乗るにも、山を降りなければならない
そこで一日中家に居り、時々子供の送り迎えや買い物に車を出す嫁子に病院に連れていってほしいと頼むことにした
病院は国道沿いにあり、祖母を下ろすだけでよく、5分で済む
帰りは病院が送ってくれる
しかし嫁子は
そんな時間はない!
私は忙しい!
などとほとんど断る
仕方なくおばあちゃんは、娘である母に相談
仕事の中休みなどを使って母が送迎することになる
すると嫁子は
私がいるのに何故頼まないのか!自分の娘ばかり頼る!仲間外れにしている!
と激怒
そのためおばあちゃんはとりあえず嫁子に頼み、断られたら母に頼むという手順を踏むことになる
嫁子が承諾しても、当日になって体調が悪いなどとドタキャンすることも度々だったが、稀に嫁子が送ってくれると
すまないねぇ
と五千円払っていたらしい
5分の送迎で五千円である…
足腰は丈夫なため、徘徊しないようにおばあちゃんがずっと付いていた
介護は食事介助がちょっと必要だが、風呂トイレも見守りのみでおばあちゃんだけでもなんとかなっていたため、デイサービスと訪問介護を使いつつ、家で看たいというのがおばあちゃんの意見だった
嫁子が家にいるので、大変なときは手伝って欲しいと言うと、
私だって働きたい!ずっと我慢していた!
と突然言いだし(寝耳に水)、パートの仕事を始めてしまう
おばあちゃんだけで看るのは大変だったが、しばらく介護が続く
しかしまたもおじいちゃんが脳梗塞になり、介護施設入りが決まる
介護施設入りが決まり、今まで通りのお金は家に入れられない、おばあちゃんの分の食費などはもちろん入れるが、おじいちゃんのお金はおじいちゃんのために遣うことを嫁夫、嫁子に宣言
おばあちゃんは頻繁におじいちゃんの元に通い(結構近場に施設がある)、最期は家で看取りたいと言っていた
嫁子はおじいちゃんが時々外泊許可がでて、家に帰るときにいろいろ文句を言う、パートにいくついでにおじいちゃんの施設に消耗品を届けてほしいと頼んでも断るなど、相変わらずであった
その後おじいちゃんの容態が悪化し、自宅で看取ることが決まる
寝たきりで、栄養は点滴のみ、おばあちゃん介護と訪問看護でしばらく過ごし、看取ることができた
おじいちゃんの葬式準備に親戚が集まり、いろいろと忙しいときに、嫁子が突然
四十九日が終わったら(おばあちゃんと)別居したい
と言い出す
少なくとも葬式も終わってないのに、かなりびっくり発言である
その上おばあちゃんに恨みやわだかまりがあるなどと言い出す
嫁子のびっくりな言い分や、この記事だけだとフェアではないので嫁子フォローなどは次の記事に書きます
文章にしてみると嫁子がそこまで酷くないように思えてしまうのはなんでだろう…
伝聞調だからでしょうか