姉の話
記事内容を変更し、セルフカウンセリングネタと姉ネタを分けました
姉は父親から暴力をふるわれており、母も何故か姉を庇わなかった
姉は一番の被害者だった
私と姉は仲が良かったはずなのに、姉は中学に上がってから壊れた
姉は家庭内だけでなく、学校でも微妙な立場だったようだ
父親はほとんどパチンコに行っており、家にいないからそこまでの影響はなかったのだが、
姉が壊れてからは、かなり状況が厳しくなる
姉はまず不登校になり、拒食症になり、家で奇声をあげて暴れるようになり、私の食事を管理し私を醜く太らせようとした
私の食べる量は姉が決め、野菜などはほとんどいれない脂っこいメニューを姉がつくることもあった
私が食事を残さないよう監視されながらの食事だった
姉はガリガリに痩せながらも毎日数時間のウォーキングをし、田舎で目立ちまくっていた
対照的に私は太っていく
姉に食事管理をされていることを誰にも言えないのは辛かった
姉は私が野菜を食べたり、食欲がないなどと言うと家の中のものを破壊したり、母に暴力を振るう
私は自分を醜いと思い、人の視線が怖くなって異様なまでの猫背になった
どもってうまく話せなくなり、名前を聞かれてもあうあう言うようなありさまになった
意外と読み書きにはあまり影響はなく、成績がそこまで落ちなかったのはまだ救いだったが
しかし姉は姉で、まともになりたいと願っていたようだ
拒食症治療の施設を探しては、入所を希望し、やっぱり自分に合わない、辛い、と2、3日もせずに帰ってくる
入所するためのお金や、かなり遠方まで送り迎えする母の負担はかなりのものだった
姉は家を出たがっていた
常にここじゃないどこかを探しているようだった
姉は高校進学で家を出て一人暮しを希望
些細なことで母を呼びつけたり、部屋が汚部屋だったりしたが、家を出てからの姉は随分安定した
数年かけて私と姉との関係も改善された
姉は精神不安定なところがあるし、仕事も続かないけど結婚もして、実家とは離れて暮らしている
姉は絶対に子供は産まないそうだ